救急救命センター？

仙台での誘拐事件で新生児が無事保護されましたね。
よかったぁ。
ご両親のお気持ちを思うと涙でちゃいますよね。ほんと良かった。

赤ちゃんが発見された病院も、現在入院している病院も、我が家の近くにあります。
赤ちゃんが発見されたのは、A病院の敷地内にある建物でした。
そして発見された赤ちゃんが収容されたのは、その病院から約3km離れたB病院でした。
(・・?..)ん?　
A病院で発見された赤ちゃんが、B病院に入院。
なぜ？
A病院は『厚労省の政策医療ネットワークの中の1つで、高度総合医療ネットワークを構成する15 病院の中の1つ』です。
病院の基本理念に『わたくしたちは、人権と生命の尊厳を限りなく大切にした患者中心の医療を目指しております』とうたっている、救命救急センターをもつ病院です。
どうして発見された赤ちゃんは、わざわざ別の病院に搬送されなくてはいけなかったのでしょうね？

今朝、新聞（河北新報）を見ていたら、理由が書いてありました。
『柊羽ちゃんは同日午前６時ごろ、同センター敷地内の建物の中で保護された。直後に宮城県警は同センターに「すぐ診てほしい」と電話で依頼したが、連絡を受けた職員は「すぐに小児科医に連絡できないので、ほかの病院を探した方がいいと思う」などと答えたという。
　同センターには、重症の救急患者の治療に対応できる「救急救命センター」がある。当時は当直体制で、患者受け入れは医師が判断する仕組みだが、職員は連絡をしなかった。職員は人材会社から派遣されていた。』
(ﾟ∇ﾟ ;)へ？…

小市民の素朴な疑問
高度総合医療ネットワークを構成する、患者中心の医療を目指した救急救命センターは、いざと言う時に当直医と連絡がとれないの？
それって…　救急救命センターなの？　　

愚痴ってごめんなさい

コメント 4

小児科医は少ないのが現状ですからね。
そういう病院でさえも、医者の確保が難しいのでしょうか。
しかし、なぜ当直医の判断を仰がなかったのでしょうかね。
by (2006-01-09 11:53) 

そうですね。小児科医は少ないですね。
当直体制と言うか、宅直体制だったのでしょうね。
対応した職員は「すぐに小児科医に連絡できない」と言っています。
「今から宅直医に連絡して来てもらう事になるので、今すぐに診察はできない」ではなく、「連絡できない」と。
そこが私には分からない…
by けやき (2006-01-09 16:09) 

現役プロで医療の現場に携わっているのであろうSEGAWAさんと、元プロのけやき、それぞれのコメント、大変興味深く読ませてもらいました。それぞれの立場で、違った見方ができるものですね。私自身は、けやきの意見を、更に単純にした感想…。ただひたすら「？？？」なんで、あんなに大きくて、医療体制が、このうえなく整っていそうな病院が受け入れられなかったんだろう…？他のときならまだしも、あんな事件が起こっているときに、あれだけの病院が、発見された赤ちゃんが何処へ担ぎ込まれても即対応できる体制になっていなかったこと自体も不思議。小さくて設備の整っていない町医者で発見されたならともかく…。手が足りないとか、連絡できないとか、理由があるのかもしれないけど、人道的にひっかかりがないのかなぁ？人として、どうなのよ。たとえ事務員であろうと、救急医療に携わる者として、どうなのよ？…って。ごめんなさーい。喧嘩うってるわけじゃないんだけど、単純な感想でした。…って言っても、一部の報道だけを鵜呑みにしての感想だから、もしかしたら私、勝手に誤解をしてA病院に対してとても失礼なことを言ってるのかもしれません。すみません。お二人のやりとりを見て、なんとなく乱入したくなって書いてみました。

いずれにしても、Sちゃん発見のニュースを聞いたときは、他人事ながら、涙が出そうなほど嬉しかったです。元気でよかったねー。o(ＴoＴ)o ダー
by あきここ (2006-01-12 20:16) 

その後、赤ちゃんは無事に退院しました。
健やかに育ってくれると良いですね。

その後の新聞発表を見てみると、犯人は赤ちゃんを別の病院に解放してくるつもりだったようです。
でも、その病院には人目が多く、急遽A病院に変更したらしいと。
A病院も災難といえば災難…あ、そう言う問題ではないですね（すみません＾＾；）

仙台市では、来週にも市内８９カ所の産婦人科の医療機関に対して「安全管理」などについての立ち入り検査を行うそうです。
ありがたいけど…そんな事までしなくちゃいけない世の中って、悲しいね。
by けやき (2006-01-12 23:58)